SNSにSOS、ヘリ墜落も全員救助 パナマ
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【8月12日 AFP】パナマ南西部の山岳地帯のジャングルにヘリコプターが墜落し、乗っていた政治家がソーシャルメディアで救助を要請し、乗っていた6人全員が無事救助される出来事があった。
当局によると、ヘリコプターは10日朝、標高1700メートル以上の地点に墜落した。
次回大統領選に出馬するとみられている政治家、ディミトリ・フロレス(Dimitri Flores)氏は、痛みを訴えながら救助を要請する動画を投稿。背後にはヘリの残骸が映っていた。「脚や腕を骨折している人もいる。6人全員、生きている」と訴えた。
その後、同氏は新たな動画を投稿し、墜落現場で4時間20分も待っていると不満を漏らした。
当局によると、通報を受けたのは10日午前11時ごろで、最初のグループが救助されたのは午後8時だった。全員の救助が終わったのは日付が変わる直前だった。2人が骨折していたという。(c)AFP