【8月12日 Xinhua News】中国のIT大手、騰訊控股(テンセント、Tencent)はこのほど、独自開発した犬型ロボット「Max」の第2世代となる最新型を公開した。公開映像では、Maxが見事な「中国武術」の足さばきを披露。長さ10メートルにわたって設置された高さの異なるくいの上を軽快な足取りで移動し、くいの上での回転やジャンプ、2足での起立など難度の高い動きも完璧にこなした。

 Maxは、同社のロボット研究室「Robotics X実験室」が開発したマルチモーダル4足歩行ロボットで、視覚定位や地形認識、高精度モデル予測制御などの技術を活用。複雑な地形を正確に把握することができることから、応用可能な範囲は広く多岐にわたる。

 映像では、Maxの散歩シーンも公開された。同実験室の研究者によると、Maxは深層強化学習などの技術をベースに、自然で生き生きとした歩行スタイルを数時間でほぼマスターした。(c)Xinhua News/AFPBB News