アフリカ連盟がスーパーリーグ発足 財政で苦しむクラブ救済へ
発信地:ナイロビ/ケニア
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【8月11日 AFP】アフリカサッカー連盟(CAF)は10日、財政難にあえぐ大陸内のクラブに資金を注入することを目的に、賞金総額1億ドル(約134億円)の新リーグ、アフリカ・スーパーリーグ(Africa Super League)を発足させた。
国際サッカー連盟(FIFA)の後援を受けて、2023年8月から2024年5月にかけて行われる第1回大会には全24クラブが参加する。出場クラブは未定となっている。
新リーグ発足を発表したCAFのパトリス・モツェペ(Patrice Motsepe)会長は、スーパーリーグが現存するCAFチャンピオンズリーグ(CAF Champions League)やCAFコンフェデレーションカップ(CAF Confederation Cup)に取って代わるかについては明言を避けた。
タンザニア北部のアルーシャ(Arusha)でモツェペ会長は、「アフリカ・スーパーリーグは非常に重要な構想だ。アフリカの大きな問題の一つに財政面がある」と話した。
「アフリカ・スーパーリーグは、アフリカのサッカー史における最もエキサイティングな展開の一つであり、われわれが何を成し遂げようとしているかという点で、目的は非常に明快だ。それはアフリカのクラブサッカーをワールドクラスにして、世界のトップと戦えるようにすることだ」
モツェペ会長はまた、「アフリカ・スーパーリーグでは、毎年賞金として1億ドルを用意し、優勝クラブは1150万ドル(約15億4000万円)を手に入れる」 と述べた。(c)AFP