【8月10日 AFP】ドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相は9日、7月のサッカー女子欧州選手権(UEFA Women's Euro 2022)で結果を残した女子代表と男子代表の同一賃金を実現するべきだと主張した。

 ドイツサッカー連盟(DFB)とこの件について話し合ったショルツ首相は「私の立ち位置は明確だ」と話し、「もっと多くの少女や女性に、引き続きサッカーに魅力を感じてもらうにはどうすればいいかを話し合った。そのためにはもちろん、そうした大会での報酬が大きな役割を持っている」と続けた。

「だからこそ、同一賃金について話し合うのは理にかなっている。提案をしており、この件について話し合う意志があることにとても感謝している」

 女子代表は今回の欧州選手権で、2015年以降の主要大会では最も大きな成功を収め、イングランドに敗れたものの準優勝した。決勝を現地で観戦したショルツ首相は「今はもう2022年。男女の賃金は同じにすべきだ。これはスポーツ、特に代表チームにも当てはまる」とツイッター(Twitter)でつぶやき、女子チームを後押しした。

 女子代表は優勝していれば1人あたり6万ユーロ(約827万円)を受け取れるはずだったが、男子代表が昨年の欧州選手権(UEFA Euro 2022)で優勝した場合に受け取れた額は40万ユーロ(約5515万円)だった。

 DFBのベルント・ノイエンドルフ(Bernd Neuendorf)会長も「同じ労働と成功に対しては、同じ価値を割り振るべきだ」という議論は理解していると話し、「われわれの支払制度が最新のものなのか、それとも調整が必要なのかを、連盟の委員会内で話し合うつもりがある」と明かした。(c)AFP