【8月8日 AFP】ロードレース世界選手権、第12戦英国GPは7日、MotoGPクラスの決勝が行われ、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のフランチェスコ・バニャイア(Francesco Bagnaia、イタリア)が優勝を果たした。ポールポジションを獲得したプラマック・レーシング(Pramac Racing)のヨハン・ザルコ(Johann Zarco、フランス)は転倒し、途中リタイアに終わった。

 バニャイアはサマーブレーク前に行われた第11戦オランダGPから連勝で、総合順位でも3位に浮上した。

 一方、ポールポジションからMotoGP初勝利を目指したザルコは、トップに立っていた5周目に痛恨の転倒を喫した。アプリリア(Aprilia)のマーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales、スペイン)が2位、ドゥカティのジャック・ミラー(Jack Miller、オーストラリア)が3位に入った。

 モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のファビオ・クアルタラロ(Fabio Quartararo、フランス)は8位となり、総合首位の座をキープした。 

 今季全20戦中12戦が終了し、ここまで180ポイントで総合首位に立っているクアルタラロは、この日9位だったアプリリアのアレイシ・エスパルガロ(Aleix Espargaro、スペイン)を22ポイント差の2位、バニャイアを49ポイント差の3位に抑えている。

 ザルコは順位を二つ落として総合5位となり、グレシーニ(Gresini Racing MotoGP)のエネア・バスティアニーニ(Enea Bastianini、イタリア)が同4位につけている。(c)AFP