【8月7日 AFP】イスラエルで7日に予定されていたイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)とスペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)の親善試合が6日、安全上の懸念から開催中止となった。両クラブが発表した。

 親善試合はテルアビブのブルームフィールド・スタジアム(Bloomfield Stadium)で行われる予定だったが、現地で戦闘が拡大していることを受け、主催者が中止を決めた。

 ユベントスの発表によれば、試合は会場をクラブのトレーニング施設であるコンティナッサ(Continassa)に移し、7日夜に開催される。

 イスラエル軍は5日にパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を空爆。イスラム過激派組織「イスラム聖戦(Islamic Jihad)」は報復としてイスラエルに向けロケット弾を発射し、昨年以来最も戦闘が激化している。

 ユベントスは15日にホームでサッスオーロ(US Sassuolo)と、アトレティコは同日アウェーでヘタフェ(Getafe CF)とリーグ開幕戦を行う。(c)AFP