【7月27日 AFP】サッカー親善試合が26日に米各地で行われ、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は2-2でメキシコ1部のクラブ・アメリカ(Club America)と引き分けた。FCバルセロナ(FC Barcelona)とイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)の一戦も2-2の引き分けに終わった。

 米大リーグ(MLB)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)のオラクル・パーク(Oracle Park)に用意された仮設のグラウンドで、レアルは開始5分で相手にまさかの先制を許す展開となった。その後にカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)とエデン・アザール(Eden Hazard)の得点で逆転したが、迎えた82分、元レアルのアルバロ・フィダルゴ(Alvaro Fidalgo)にPKを決められて勝利を逃した。

 レアルは30日、カリフォルニア州パサデナ(Pasadena)のローズ・ボウル(Rose Bowl)で、ユベントスとの米ツアー最終戦を行う。

 テキサス州ダラス(Dallas)のコットン・ボウル(Cotton Bowl)で行われたバルセロナ対ユベントスの熱戦は、ウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)とモイゼ・ケアン(Moise Kean)の2得点ずつで2-2の引き分けとなった。

 試合は34分、デンベレが相手のフアン・クアドラド(Juan Cuadrado)とアレックス・サンドロ(Alex Sandro)をドリブルで抜いてゴールを決めたが、ユベントスもその5分後に反撃。クアドラドが守備を埋め合わせるかのような正確な低い折り返しを中央へ送ると、これにケアンが合わせて同点に追いついた。

 それでもバルセロナは直後、デンベレがまたしても相手の守備の甘さを突いて2点目を決め、すぐさま勝ち越しに成功。しかし、前半はバルセロナが見事な内容を見せていた中で、迎えた51分、ケアンがこぼれ球を流し込んでユベントスが同点に追いついた。(c)AFP