主将離脱の豪が逆転勝利 ラグビーチャンピオンシップ初戦
発信地:メンドサ/アルゼンチン
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【8月7日 AFP】ラグビー南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2022)が6日に開幕し、オーストラリアは敵地でアルゼンチンから41-26の逆転勝利を収め、さらにボーナスポイントも獲得した。
前半を10-19のビハインドで折り返したワラビーズ(Wallabies、オーストラリア代表の愛称)だったが、そこからうまく盛り返し、オーストラリア相手に4年ぶりの勝利を狙うアルゼンチンの希望を粉砕した。
オーストラリアは前日、主将のマイケル・フーパー(Michael Hooper)が心の健康を守るため、チームを離脱したことに揺れた。フーパーは主将を務めるのはもちろん、国のために戦うのに必要な「心構え」ができていないとチームメートに話して帰国。主将はジェームズ・スリッパー(James Slipper)が引き受け、FLの位置にはフレイザー・マクレイト(Fraser McReight)が入った。
一方のアルゼンチンは、昨年のラグビーチャンピオンシップは全敗で、オーストラリア相手にも2018年から勝利がなかった。直近はスコットランドとのホームでのテストマッチシリーズに勝ち越し、自信を深めていたが届かなかった。
両チームは次週、引き続きアルゼンチンのホームで第2節を戦う。(c)AFP