【8月5日 CGTN Japanese】中国東部の江蘇省(Jiangsu)連雲港市(Lianyungang)海水淡水化プロジェクトの工事現場では1日、コンクリートがパイプから噴出し、地盤に注入される光景が繰り広げられました。同省最大の海水淡水化プロジェクトが着工されたのです。

 プロジェクトの淡水設計日産量は4万5600トンです。また完成後には、原子力発電や中国国内の他の海水淡水化プロジェクトに経験を提供することになります。 連雲港市は江蘇省北部の沿海地域に位置し、河川や水路は多く存在しますが、利用可能な淡水資源は不足しており、長年にわたり長江と淮河から取水して都市の産業用水や生活用水に充ててきました。新たな海水淡水化プロジェクトにより市内の工業水供給システムが整備され、水資源の十分な利用が実現できる見込みです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News