【8月3日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は2日、予選3回戦の第1戦が各地で行われ、ASモナコ(AS Monaco)は終盤のゴールで追いつき、ホームでPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)と1-1で引き分けた。

 本拠地ルイⅡ世スタジアム(Stade Louis II)での一戦に臨んだモナコは、PSVのキャプテンを務めるルーク・デ・ヨング(Luuk de Jong)の落としからジョーイ・フェールマン(Joey Veerman)にゴールを決められ、38分に先制された。

 しかし80分、イスマイル・ヤコブス(Ismail Jakobs)のFKがこぼれてきたところを、DFアクセル・ディサシ(Axel Disasi)が至近距離から押し込んで同点とすると、全くの五分で来週の第2戦を迎えることになった。

 この試合では、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)から加入した日本代表FW南野拓実(Takumi Minamino)がモナコでの公式戦デビューを果たし、同点ゴールを狙っていた後半開始早々にチャンスを得るも、シュートはわずかにポストをかすめた。

 一方、シーズン開幕前にルート・ファン・ニステルローイ(Ruud van Nistelrooy)監督が就任したPSVは、前週末に行われたアヤックス(Ajax)とのオランダ・スーパーカップ(Dutch Super Cup 2022)に5-3で勝利していた。

 第2戦はPSVのホームで行われ、この試合の勝利チームは今月行われるプレーオフで、ユニオン・サン・ジロワーズ(Union Saint-Gilloise)とグラスゴー・レンジャーズ(Glasgow Rangers)の勝者と対戦する。同日行われたその初戦で、レンジャーズはアウェーでサン・ジロワーズに0-2で敗れており、チャンピオンズリーグ本戦復帰に向けて痛手を負った。(c)AFP