【7月30日 AFP】ラグビーアイルランド代表のアンディ・ファレル(Andy Farrell)ヘッドコーチ(HC)は29日、2年間の契約延長にサインし、2025年までチームの指揮を執ることになった。

 アイルランド代表は先日のニュージーランド遠征シリーズを2勝1敗で終え、プロ化以降では初めて敵地で同シリーズに勝ち越したチームとなり、世界ランキング1位に上り詰めた。

 この成果が延長オプションつきの新契約につながったファレルHCは、「アイルランド代表チームとの契約を2年間延長できてうれしい」とコメント。「われわれはW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)に突き進むとはっきりさせていて、その点ではこの数か月である程度の前進をしている」と述べた。

「このチームと次世代を担うアイルランドの代表メンバーとともに、これからも仕事を続けていけることにわくわくしている」

 現役時代にはイングランド・ラグビーリーグ(13人制)のウィガン・ウォリアーズ(Wigan Warriors)と、ラグビーユニオン(15人制)のサラセンズ(Saracens)の両方でプレー経験があるファレルHCは、2016年に前任のジョー・シュミット(Joe Schmidt)氏の下で守備コーチを務め、2019年のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)終了後に同氏の後任に就いた。(c)AFP