【7月23日 AFP】ロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相は22日、ウクライナからの穀物輸出を「数日以内」に再開する条件は整っていると述べた。

 穀物輸出再開に関する国連(UN)とトルコとの合意文書に署名したショイグ氏は、テレビ放送された発言で、「このプロセスを数日以内に始めるための前提条件と解決策はすべて整っている」と言明。「ウクライナの港からの農作物の輸出再開だけでなく、もちろんロシアの港からの農産物や肥料についての作業も協議している」と説明し、合意文書には輸出再開に関する「具体的な日付」が定められているとした。

 ショイグ氏によると、ロシアはさらに、ウクライナ港付近の機雷除去を自国軍に有利な形で利用しないことを正式に誓約した。

 今週イランを訪問したロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は、西側諸国はロシア産穀物に対する輸出制限を撤廃すべきだと語っていた。(c)AFP