【7月22日 AFP】サッカー親善試合が21日、ドイツ・ライプチヒ(Leipzig)で行われ、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は今夏加入したFWダルウィン・ヌニェス(Darwin Nunez)の4得点などで、ドイツ・ブンデスリーガ1部のRBライプツィヒ(RB Leipzig)を5-0で下した。

 リバプールは前月、クラブ史上最高額の1億ユーロ(約141億円)にもなり得る移籍金でポルトガル1部のベンフィカ(Benfica)からヌニェスを獲得した。

 ところが、昨季公式戦34得点をたたき出したヌニェスは、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とクリスタルパレス(Crystal Palace)とのプレシーズン最初の2試合でゴールを決められず、一部のファンからは批判の声も上がっていた。

 それでも、この日はモハメド・サラー(Mohamed Salah)のゴールで1-0とリードして迎えた後半から出場すると、PKで追加点を挙げ、その後も3ゴールをマークした。

 リバプールのユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督はクラブの公式サイトで「モー(サラーの愛称)がダルウィンにPKを譲り、パンドラの箱が開いた。彼にとっては完璧な夜になった」と称賛した。

「われわれはいつも、大金を支払っても選手はプレッシャーとかを感じないと思っている。彼らも皆、全く普通の人間なのに。それでファーストタッチが悪かったといって手のひらを返す。この世代の選手はソーシャルメディアを見ている。全くスマートなことではないが、彼らはそうしている」

「突然早まって、こういうことになったりする。そうした議論を止める上であれ(結果を残すこと)が最善なのは明らかだ」 (c)AFP