【7月20日 AFP】第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)は19日、男子200メートル準決勝が行われ、100メートル王者のフレッド・カーリー(Fred Kerley、米国)が決勝進出を逃し、2冠の可能性が消滅した。

 スムーズなスタートを切ったカーリーだったが、険しい表情でストレートに突入すると、最後は20秒68の組6着でフィニッシュ。レース後には後半脚がつっていたことを明かしたが、リレーには万全の状態で臨むと断言した。

 カーリーが準決勝敗退の失望を何とか消化しようとする一方で、前回金メダリストのノア・ライルズ(Noah Lyles、米国)は19秒62をマークし、危なげなく決勝に進出した。

 連覇に向けた一番の脅威は、同胞の若手エリヨン・ナイトン(Erriyon Knighton)になるとみられる。18歳の新星は準決勝3組で、19秒77のタイムをたたき出した。

 日本勢の飯塚翔太(Shota Iizuka)と上山紘輝(Koki Ueyama)はいずれも敗退となった。(c)AFP