【7月20日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は19日、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)からDFマタイス・デ・リフト(Matthijs De Ligt)を獲得したと発表した。契約期間は5年。

 ユベントスによれば、デ・リフトの移籍金は6700万ユーロ(約94億3000万円)に1000万ユーロ(約14億1000万円)のボーナスを加えた額になるという。

 これは、2019年にDFリュカ・エルナンデス(Lucas Hernandez)の獲得に要した8000万ユーロ(約112億6000万円)に次いでバイエルン史上2番目の大型移籍案件となる。

 バイエルンはデ・リフトの補強に、推定4500万ユーロ(約63億円)以上とされる額でスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に渡ったFWロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)の移籍金の収益を充てることになる。

 バイエルンのヘルベルト・ハイナー(Herbert Hainer)会長は「この移籍は、われわれが徐々に整理しつつある包括的な構想において重要な要素。デ・リフトはFCバイエルンで大黒柱になるはずだ」とコメントした。

 一方のデ・リフトは、バイエルンの勧誘に口説き落とされたと明かした。

 デ・リフトはバイエルンの発表文の中で「スポーツ部門の幹部や監督、フロント陣の正直な評価を最初から感じたから、それに説得された」と語った。

「その上、FCバイエルンは大きな目標を持ち、経営面で優れたクラブ。今FCバイエルンの物語の一部になることができとてもうれしい」 (c)AFP