【7月19日 CNS】中国・江蘇省(Jiangsu)蘇州市(Suzhou)のビジネス街・蘇州工業園区で、消費を促進する若きインフルエンサー人材を発掘する「2022年金鶏湖ライブ配信大会」が始まった。

 蘇州工業園区では6~9月に「トレンドパーク2022サマーショッピングフェスティバル」を行い、ライブ販売やグルメ、コーヒーキャンペーン、ファッションショー、ブランド販売、スペシャルイベントなどを実施。蘇州の活気に満ちたランドマークにする考えだ。

 6月18日に始まったライブ配信大会は全国80都市をカバーし、平均年齢26歳の1021人が参加。工業園区に20人以上のインフルエンサーが拠点を置き、企業がライブ配信専用ルームを200室以上設置する。通信事業大手の中国聯合通信(チャイナ・ユニコム、China Unicom)などが運営をサポートしている。

 中国では近年、インターネットのライブ配信を通じた商品販売が急速に台頭しており、工業園区から強い発信力を持つインフルエンサーを育てようとしている。

 イベント会場では、中国銀行(Bank of China)と新建元(Sungent)が共同でデジタル人民元を紅包(ラッキーマネー)の形で配布。支払いや送金に便利なことをアピールした。(c)CNS/JCM/AFPBB News