【7月18日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2022)第7戦、ラリー・エストニア(Rally Estonia 2022)は17日、最終日が行われ、総合首位に立つトヨタ(Toyota)のカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)が今季5勝目を挙げ、年間タイトル獲得へ前進した。

 21歳のロバンペラは昨年のラリー・エストニアを史上最年少で制しており、大会連覇となった。今大会は24ステージ中14ステージで勝利する圧巻のパフォーマンスで、2位に続いたチームメートのエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)に1分以上の大差をつけた。

 地元エストニア出身でヒュンダイ(Hyundai)のオット・タナック(Ott Tanak)がロバンペラと約2分差で3位だった。

 今季7戦を終え、これでロバンペラは175ポイントとし、総合首位の座を固めた。この日4位だったヒュンダイのティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が92ポイントで総合2位、エバンスが79ポイントで同3位、タナックが77ポイントで同4位となっている。(c)AFP