土地めぐる部族衝突で33人死亡 スーダン
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【7月17日 AFP】スーダン南部の青ナイル(Blue Nile)州で土地をめぐる部族間の衝突が発生し、当局によると、16日までに少なくとも33人が死亡した。多数の避難民も出ている。
ベルティ(Berti)人とハウサ(Hawsa)人の衝突は11日に始まった。保健省によると、これまでに少なくとも108人が負傷、店舗16軒が放火された。
当局は事態の収束に向け兵士を動員し、16日から夜間の外出を禁止した。15日には青ナイル州知事が、今後1か月間、集会やデモ行進を禁止する命令を出していた。
ハウサの幹部が匿名でAFPに語ったところによると、衝突の発端は「土地利用を監視する民間組織」の設置に向けたハウサの要請をベルティが拒否したことにあった。
一方、ベルティの幹部は、自分たちの土地がハウサによって「侵害」されたことに対応していると述べた。(c)AFP