【7月15日 AFP】テニス、ノルデア・オープン(Nordea Open 2022)は14日、男子シングルス2回戦が行われ、ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は7-6(7-5)、3-6、6-4で大会第4シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)を破り、準々決勝に駒を進めた。

 元世界ランキング3位で現在は同339位に後退しているティエムは、手首のけがで2021年の後半を棒に振り、今季もツアーレベルでは0勝6敗となっている中で今大会に乗り込んだ。

 しかしながら、12日の1回戦でエミル・ルースブオリ(Emil Ruusuvuori、フィンランド)を下し、1年2か月ぶりの勝利を手にすると、この日は2時間40分の激闘の末にバウティスタ・アグトを撃破した。

 ティエムは試合後、「エミルに勝ったことで、世界トップの選手や、きょうのロベルト戦でも戦える自信がついていた」と明かし、「彼(バウティスタ・アグト)はいつだってかなりの強敵だ。接戦を予想していたし、そうなることを期待していた。第1セットをタイブレークで取って『よし、きょうは勝てる』と思った。最後までその自信は保てたし、第3セットは本当に良かった」と語った。(c)AFP