ウィンブルドン女王リバキナ、ロシアの「成果」否定
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【7月13日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)の女子シングルスを制したエレナ・リバキナ(Elena Rybakina)が、現在の国籍であるカザフスタンで英雄としての歓待を受ける中で、出身国ロシアの「成果」であるという同国の主張を否定した。
ウィンブルドンは、ウクライナ侵攻を受けてロシアとベラルーシの選手の出場を禁止したが、モスクワ生まれのリバキナは、2018年にカザフスタンへ国籍を変更していたため出場が可能となり、優勝を飾った。すると、リバキナの優勝を受けてロシアテニス連盟(RTF)のシャミール・タルピチェフ(Shamil Tarpischev)会長が「われわれの成果だ」と表現した。
両親が今もモスクワに住んでいるリバキナは、ロシアでどれくらいの時間を過ごしているのか、ウィンブルドンの大会期間中に詳しいことを語ろうとしなかった。
ロシアの「成果」だという言葉について、カザフスタンで報道陣からコメントを求められたリバキナは、「ジュニアからプロへ移行するのはとても難しいこと」と話した。
「優れたチームが必要になる。誰もがプロのレベルでプレーを続け、大きな成功を収められるわけではない。(成功できるのは)ごくわずかな選手だけだし、その意味で自分はとても運に恵まれている」
「だから当然、その表現にはあまり同意できない」
リバキナがコメントするかたわらで、カザフスタンテニス連盟(KTF)のユーリ・ポルスキー(Yuri Polskiy)副会長もRTFに反論し、「仮にロシアの取り組みの結果なら、なぜこうも簡単に彼女を手放したのか。2018年にはシャミール・タルピチェフ自身が、エレナ・リバキナを有望なテニス選手とは考えないと言っている」と話した。
「その点をもって、今こそこの話を終わりにするときだと思う。この話題は過熱しすぎている」 (c)AFP