長さ6mの竹ざおで船名を書くおじさん
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【7月16日 CGTN Japanese】長さ6メートルの竹ざおを筆代わりに、作業中ずっと頭を90度上に向けて船体に字を書くこの「絶技」は浙江省舟山市の柴能海さんによるものです。柴さんにとっては生計を立てるための仕事と言うだけでなく、趣味でもあります。
柴さんによりますと、竹ざおで船名を書く職人は地元に3、4人しかいません。柴さんは「この作業は結構難しいので、多くの人が参ってしまう。竹ざおの先には、はけがくくりつけられており、竹ざおの長さは船の高さによって変わり、短いもので6メートル、長いものは8メートル近くあります。竹ざおの重さは3キロから始め、私も何年も練習してようやくなじんできた」と話しました。
船尾に船の所属地、船首の両側に対称に船名を書き、1隻の船に18文字を書くのが一般的です。これまではちょっと作業すると数分間休憩しなければなりませんでしたが、今ではすっかり上達し、40分ほどですべてを一気に書き上げることができるようになりました。柴さんによれば、船名は船の「目」に相当し、大きくて風格があるだけでなく、スプレーで吹き付けた字体では表現できない「魂」も必要だということです。
漁船は毎年メンテナンスが必要で、休漁期になると柴さんが忙しくなります。料金は表記の難易度によって決められ、一般的には500元(約10184円)から1500元(約30550円)程度です。
柴さんは子供の時から絵を書くのが好きで、絵や書道を専門に習ったことはありませんが、ずっと趣味として続けてきました。初めの頃は主に漁船に花鳥画を描いていましたが、その後徐々に船名を書くようになりました。そのため、柴さんは常に竹ざおを掲げて壁で練習し、2、3年練習に励んだ結果、ようやく滑らかな字が書けるようになったということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News