【7月12日 CGTN Japanese】中国科学院の古脊椎動物と古人類研究所の研究チームは、このほど中国南西部の雲南省楚雄イ族自治州にあるデボン紀中期(約3億9000万年前)の岩石から鰓(えら)の多い魚の一種で、ガレアスピス目の「東方魚」の化石を発見しました。

「東方魚」は、これまでに発見されたガレアスピス目の魚の中で最も多くの鰓嚢(さいのう:えらとして機能する)を持つ一種です。最多で45対の鰓嚢を持ち、シルル紀初期のガレアスピス目の魚類の7倍以上に達します。

 この研究結果は先日、中国の学術誌「古脊椎動物学報」に掲載されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News