【7月10日 AFP】ラグビーW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)、米大陸第2代表決定戦第1戦が9日、チリ・サンティアゴのエスタディオ・サンタ・ラウラ(Estadio Santa Laura)で行われ、米国が22-21でチリに先勝した。

 試合は激しい雨でピッチがぬかるむ中、両チームともにミスが目立つ展開となり、後半には照明の故障で試合が十数分間中断するトラブルもあった。

 最後は経験と規律で勝る米国が、トライ3本に加え、ベテランの主将AJ・マクギンティ(AJ MacGinty)のコンバージョンキック2本、ペナルティーゴール(PG)1本でシーソーゲームを制した。

 W杯初出場を目指すチリに対し、米国は1995年の南アフリカ大会を除いてこれまで全大会に出場している。

 2試合の合計スコアで勝利したチームは、本大会でイングランド、アルゼンチン、日本、サモアと同じプールDに入る。

 敗れたチームは、年末に行われる最終予選で本大会出場決定の可能性が残る。(c)AFP