【7月9日 AFP】ラグビーフランス代表が9日、東京・国立競技場(Japan National Stadium)で行われた日本とのテストマッチで、前日に銃撃されて死去した安倍晋三(Shinzo Abe)元首相を追悼した。

 試合後、主将のシャルル・オリヴォン(Charles Ollivon)が安倍氏の名前入りのユニホームを贈呈した。

 フランスのファビアン・ガルティエ(Fabien Galthie)ヘッドコーチ(HC)は、安倍氏は「特に(日本で行われた)2019年のW杯(Rugby World Cup 2019)開催に当たり、ラグビー界に多大な貢献をした」と評し、「選手やスタッフをはじめ、フランスチームは彼の国内外におけるラグビー界への貢献をたたえ、哀悼の意を表したかった」と話した。

 キックオフ前には1分間の黙とうがささげられた。試合はフランスが20-15で勝利した。(c)AFP