【7月8日 AFP】実業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏(51)が昨年、経営する会社の幹部との間に双子をもうけていたことが、メディア報道により明らかになった。同氏は7日、ツイッター(Twitter)への投稿で、低下する出生率の改善に貢献していると述べた。

 オンラインメディア「インサイダー(Insider)」は6日、マスク氏がカナダ人のシボン・ジリズ(Shivon Zilis)氏(36)との間に昨年11月、双子を授かったと報道。ジリズ氏は現在、マスク氏の脳インプラント開発企業ニューラリンク(Neuralink)で幹部を務めているほか、同じくマスク氏が率いる人工知能(AI)企業オープンAI(OpenAI)や電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)での経歴もある。

 報道を受け、マスク氏はツイッターに「人口減少の危機への対策に最善を尽くしている。出生率低下は文明が直面している最大の危機だ」と投稿。別の投稿では「皆が大家族になるように願っている。すでに大家族の人はおめでとう!」と記した。

 マスク氏は昨年12月、代理出産でミュージシャンのグライムス(Grimes)さんとの間に第2子が誕生。これまで計10人の子どもをもうけたが、うち1人は生後間もなく亡くなっている。(c)AFP