【7月6日 AFP】オーストラリアのテニス選手ニック・キリオス(Nick Kyrgios)が、暴行の疑いで裁判所への出廷を命じられたと、担当の弁護士が5日の地元紙キャンベラ・タイムズ(Canberra Times)に明かした。

 テニス界でもとりわけ評価が分かれる選手の一人であるキリオスは、現在ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)に出場中で、6日には準々決勝を控えている。大会主催者は、予定通り試合に臨むと話している。

 キャンベラのあるオーストラリア首都特別地域(Australian Capital Territory)の警察は、選手名は出さずに、「27歳のワトソン(Watson)出身の男性が8月2日、一般暴行の容疑1件に関連して首都特別地域・治安判事裁判所に出廷する予定だ。これは2021年12月の事件を受けたものである」と述べた。

 担当の弁護士はキャンベラ・タイムズに、キリオスもこの件を把握していると話し、「家庭内関係に関するものだ」と明かすと、「嫌疑の性質は重大で、キリオス氏も重く受け止めている」とコメントした。また裁判に関わる問題のため、キリオスからコメントはしないが、「機が熟した段階で」メッセージを発表すると述べた。

 その後、法律事務所も選手の代理として発表文を出し、キリオスは「1回目の出廷までは、何らかの犯罪容疑により訴追されているとはみなせない」と発表し、「状況がはっきりし次第、すべての申し立てに本人が対応することを約束する」と続けた。

 世界ランキング40位のキリオスは、6日にクリスティアン・ガリン(Cristian Garin、チリ)との一戦に臨む予定となっている。(c)AFP