サル痘感染者、5000人超す WHO
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【7月5日 AFP】世界保健機関(WHO)は5日、今年に入って検査でサル痘への感染が確認された人数が累計で5322人に上ったと発表した。85%は欧州で確認されている。
サル痘の従来の流行地域はアフリカ中部・西部だが、5月上旬から他の地域でも感染が急増した。
WHOのファデラ・シャイーブ(Fadela Chaib)報道官は「今年1月1日から6月30日までで、5322人の感染が検査で確認され、1人が死亡した」と述べた。
WHOは先月22日に累計の感染者が3413人と発表しており、8日間で56%増加した計算になる。
シャイーブ氏によると、サル痘は現在53か国で報告されている。
「感染者の85%は欧州で見つかっており、アフリカ大陸、米大陸、東地中海地域、太平洋地域が続いている」としている。(c)AFP