【7月3日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)は2日、女子シングルス3回戦が行われ、アルモニー・タン(Harmony Tan、フランス)が6-1、6-1でワイルドカード(主催者推薦)のケイティ・ボールター(Katie Boulter、英国)を下し、4回戦に進出した。

 1回戦でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を撃破しているタンは、ボールターから計5度のブレークを奪ってわずか51分で圧勝した。

 世界ランキング115位のタンは「まだ信じられない。少し寝てあしたになったら信じられるかもしれない」と喜び、「芝が得意なのだと思う。このコートでプレーしたことはなかったが、スライスとボレーとか持っているものを全て使ってプレーするのが好き。とても満足している」と話した。

 一方のボールターは2回戦で昨年準優勝のカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)を破っていたが、この日は自身のファーストサーブで50パーセント強、セカンドサーブでは20パーセントしかポイントを獲得できなかった。

 タンは次戦、大会第20シードのアマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova、米国)と対戦する。アニシモバは全仏オープン(French Open 2022)準優勝で第11シードのココ・ガウフ(Coco Gauff)との米国勢対決を6-7(4-7)、6-2、6-1の逆転で制し、16強入りを果たした。(c)AFP