中国でぬいぐるみの「馬踏飛燕」人気爆発
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【7月2日 CGTN Japanese】最近中国では、甘粛省博物館が最近製作したぬいぐるみ「馬踏飛燕(ツバメを踏んで駆ける馬)」がブサ可愛いキャラクターで広く注目され、大人気になっています。「緑色の子馬」が足を高く上げ、歯を見せてにっと笑う姿と、踏まれている「ツバメ」がギャップ萌えだと、ネットユーザーが「この『馬』は楽しそうだけど、『燕』はどうかな」と、冗談めいたメッセージを続々と書き込んでいます。
ぬいぐるみの設計を担当したのは、1990年代生まれのデザイナー・蔡又心(Cai Youxin)さん。蔡さんは「形は無造作に見えるが、実は元の文物の姿を真面目に復元したものだ」と紹介しています。また、構想から市場に出すまでに半年かかり、立ち姿バージョンと疾走バージョンがあるということです。
このぬいぐるみのコンセプトは1969年に出土し、1986年に国家級文化遺産に指定されて博物館の宝になっている「東漢銅奔馬」です。馬はたくましく肥え、首を高く上げて疾走する姿をしていますが、顔は横を向いています。正面を見せれば、見る人たちが思わず吹き出してしまうからです。
まさにこの正面からのこぼれるばかりの笑みが、デザインチームの「切り口」となり、「文物の元の形を尊重しながら、その愛嬌(あいきょう)のあるかわいい表情を生かしている」と強調しました。
設計チームのメンバーについて、蔡さんは「若者がほとんどで、大衆に受け入れられる柔軟な姿勢で文化遺産と人との距離を縮め、博物館をよりトレンディーで面白いものにしたい」という心情を語りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News