【7月1日 CGTN Japanese】香港の祖国復帰25周年祝賀大会および香港特別行政区第6期政府就任式典が1日午前、香港コンベンションセンターで盛大に行われました。習近平(Xi Jinping)国家主席が出席し、重要談話を発表しました。

 午前10時ごろ、祝賀大会および就任式典が始まり、最初に習近平国家主席の立ち会いのもと、香港特別行政区第6期政府の行政長官に就任する李家超(John Lee)氏、および新任の特別行政区政府主要高官と行政会議のメンバーらが就任宣誓を行い、「『中華人民共和国香港特別行政区基本法』を擁護し、中華人民共和国香港特別行政区に忠誠を尽くし、中央人民政府と香港特別行政区に対して責任を負う」と表明しました。

 続いて、習近平国家主席が重要談話を発表しました。この中で、習主席は香港市民にあいさつをし、特別行政区政府の新任の高官らに祝意を伝えました。習主席は、政府高官に対し「第一、ガバナンスレベルの向上に力を入れていく。第二に、発展の原動力を絶えず強化する。第三に、市民の悩みを確実に解消する。第四に、調和と安定を共に維持する」と4点の希望を提出した上で、「家が平和であれば、万事が興隆する。現在、香港は『乱』から『治』へ、『治』から『興』へと向かう新たな段階にあり、今後5年間は香港が新たな局面を切り開き、新たな飛躍を実現する重要な時期である。香港にはチャンスとチャレンジが共存しており、チャンスはチャレンジより多くなるだろう」と期待を寄せました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News