【6月30日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)は29日、女子シングルス2回戦が行われ、全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)覇者で大会第10シードのエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)は3-6、3-6でキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)に敗れたが、プレッシャーの存在は否定した。

 ガルシアにストレートで敗れ、センターコートに駆けつけた母国の観客を落胆させる結果となった19歳のラドゥカヌだったが、試合後は楽観的な様子で「そこまで期待していなかった」と話した。

 さらに、今大会でプレッシャーを経験したことが、全米連覇にプラスに作用するかという同様の質問は笑って受け流し、フラッシング・メドウズ(Flushing Meadows、全米オープン)に戻るのが楽しみだと答えた。

「プレッシャーはない。どうしてプレッシャーがあるの? 私はまだ19歳。そうした考えはおかしい。大きなコートでプレーしたり、大勢の人が入ったスタジアムでプレーしたり、スポットライトを浴びながらプレーしたり、たくさんの経験を積んできたので、ニューヨークに戻るのは素晴らしい体験になるだろう」

「私はそうしたことは気にしない。自分にとっては全てが学びだということ。投げかけられる全ての瞬間を大切にしている」 (c)AFP