【6月30日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)は29日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)がユーレ・ニーマイヤー(Jule Niemeier、ドイツ)に4-6、0-6で敗れた。

 また、全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)女王で第10シードのエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)が2回戦敗退となった他、延期となっていた1回戦では第9シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)も敗れ、この日はシード上位10選手のうち3人が大会から姿を消した。

 これが自身29度目の四大大会(グランドスラム)本戦となったコンタベイトだが、準々決勝に進んだのはわずか一度だけとなっており、またしても忘れたい大会になってしまった。

 英国女子として45年ぶりのウィンブルドン優勝を目指していたラドゥカヌは、世界ランキング55位のキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)に3-6、3-6、2017年大会女王のムグルサはグリート・ミネン(Greet Minnen、ベルギー)に4-6、0-6でストレート負けした。

 一方、第3シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)は予選勝者のカタジナ・カバ(Katarzyna Kawa、ポーランド)を6-4、6-0、第5シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)はビクトリア・トモバ(Viktoriya Tomova、ブルガリア)を6-4、6-3でそれぞれ下し、順当に3回戦進出を決めた。

 予選勝者の本玉真唯(Mai Hontama)はジアン・パリー(Diane Parry、フランス)に3-6、2-6で敗れた。(c)AFP/Dave JAMES