【6月30日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)は29日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードの前回王者ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が通算16度目となる3回戦進出を決めた一方、ジョコビッチと準決勝で対戦する可能性があった第3シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)は敗退した。

 ウィンブルドン優勝6回のジョコビッチは、世界ランキング79位のタナシ・コキナキス(Thanasi Kokkinakis、オーストラリア)に6-1、6-4、6-2で快勝。次戦は、アレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)に7-6(7-4)、7-6(7-3)、3-6、6-3で勝利した第25シードで同胞のミオミル・ケツマノビッチ(Miomir Kecmanovic)と顔を合わせる。

 全仏オープン(French Open 2022)準優勝のルードは、世界112位のウゴ・アンベール(Ugo Humbert、フランス)に6-3、2-6、5-7、4-6で敗れ、大会から姿を消した。

 第5シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は、タロン・グリークスプア(Tallon Griekspoor、オランダ)に6-4、7-6(7-0)、6-3でストレート勝ちし、自身初の3回戦に進出。ジョコビッチと対戦する可能性がある準々決勝に向けて順調に進んでいる。

 19歳のアルカラスは、クリスチャン・ハリソン(Christian Harrison、米国)の途中棄権で勝ち上がった第32シードのオスカー・オッテ(Oscar Otte、ドイツ)と3回戦で激突する。(c)AFP/Dave JAMES