【6月27日 CGTN Japanese】中国科学技術協会創新戦略研究院は25日、中国科学技術協会年次総会で「中国科学技術人的資源発展研究報告(2020)」を発表しました。報告によりますと、2020年末現在、その規模は1億1234万1000人で、世界トップの座を維持しています。そして、その構造も最適化が進み、若年化の特徴と若年化の傾向が際立つと同時に、男女の割合は均衡が取れつつあります。

 科学技術の人的資源とは、系統的な科学と技術知識の生産、発展、発信、活用に実際に従事する人、またはその見込みのある人を指しています。

 報告は、この10数年間の国内科学技術の人的資源は若年化の傾向にあるとした上で、その内訳について、「2019年末現在、39歳以下が78.39%、50歳以上がわずか9.94%を占めている」としています。さらに、学歴構造と男女の割合については、「ここ数年、大卒およびそれ以上の学歴を持つ人的資源が占める割合は拡大傾向にあると同時に、女性の方の伸びが速まっており、総人数に占める割合は2005年の約3割から2019年の40.1%に高まっている」と最適化が進んでいることを指摘しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News