【6月27日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2022)第6戦、サファリ・ラリー(Safari Rally Kenya 2022)は26日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)が大会初優勝を果たし、総合順位のリードを広げた。

 印象的な活躍を見せ続け、今季これが4勝目となった21歳のロバンペラは「サファリを制すことができ最高。これが今までのラリーで最も難しかったと言わざるを得ない。正直に言うとチームに感謝しなければならない」とコメントした。

 レースはトヨタ勢が上位を独占する結果となり、エルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)が52秒8差で2位に、昨年2着となった勝田貴元(Takamoto Katsuta)が1分42秒7差で3位となった。

 また、昨年大会を制した同じくトヨタのセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)は2分以上遅れて4位フィニッシュとなった。

 サファリ・ラリーでトヨタ勢が表彰台を独占するのは、フィンランドのユハ・カンクネン(Juha Kankkunen)氏が優勝した1993年以来となった。(c)AFP