【6月26日 AFP】テニス、イーストボーン国際(Rothesay International Eastbourne 2022)は25日、女子シングルス決勝が行われ、大会第14シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)が6-3、6-2で第8シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)に快勝し、大会初制覇(通算29勝目)を果たした。

 クビトバは、元全仏オープン(French Open)覇者で、昨年のイーストボーン国際を制したオスタペンコにわずか77分で勝利し、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)に向けて弾みのつくタイトル獲得となった。

 この日は2011、14年のウィンブルドンを制したときのような圧倒的なプレーを見せ、強烈なサーブとフォアハンドでオスタペンコを寄せ付けなかった。

 一方のオスタペンコは、つま先のけがでその後に予定されていた女子ダブルスを棄権し、さらに悔しい一日となった。この結果、女子ダブルスはアレクサンドラ・クルニッチ(Aleksandra Krunic、セルビア)/マグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)組が制した。

 男子シングルス決勝では、第3シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz)が6-2、6-7(4-7)、7-6(7-4)でマクシム・クレシー(Maxime Cressy)との米国勢対決を制し、2019年以来となる2度目の大会制覇を果たした。(c)AFP