【6月25日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するアルファタウリ(AlphaTauri)は24日、フランス人ドライバーのピエール・ガスリー(Pierre Gasly)が2023年末まで残留すると発表した。

 ガスリーは今季16ポイントの獲得にとどまり、ドライバーズポイントのランキングでは首位のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)と2位のセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)というレッドブル(Red Bull)勢に大きく差をつけられて11番手となっている。

 ガスリーは2019年にはレッドブルでドライビングしていたものの、シーズン途中に本来のパフォーマンスを発揮できていないとしてトロ・ロッソ(Toro Rosso、現アルファタウリ)に降格。フェルスタッペンは2028年まで、ペレスも2024年までレッドブルとの契約が残っており、レッドブルへの復帰が阻まれたようにみえるものの、ガスリー自身はアルファタウリ残留を何よりも喜んでいる。

 発表に際してガスリーは「僕はこのチームと5シーズンを共にしていますが、僕たちがこれまでに歩んできた道のりと遂げてきた進化を誇りに思っている。アルファタウリに残留することが決まり、とても幸せだ。今シーズンの新レギュレーションは僕たちに新たな挑戦を突きつけているから、今後18か月にわたりチームと一緒に開発プランを進められることは、未来に向けた大きな基盤になる」とコメントしている。(c)AFP