【6月25日 AFP】米国は24日、ロシア軍との激戦が続いていたウクライナ東部の要衝セベロドネツク(Severodonetsk)からウクライナ軍が撤退したことについて、重要視しない姿勢を示した。

 匿名を条件に取材に応じた国防総省高官は「(ウクライナ軍が)やっていることは、守りやすい配置に就くことだ」と報道陣に語った。

 また「ロシア軍はここで辛うじて領土を広げている」が、「その微々たる、非常に漸進的な利益のために払った代償に注目することの方が重要だと思う」と述べた。

 さらに、米国はウクライナの領土や人命の損失を過小評価するつもりはないが、ロシアが得た利益は「限定的」だと述べた。(c)AFP