【6月23日 AFP】ドイツのロベルト・ハーベック(Robert Habeck)副首相兼経済・気候保護相は23日、ロシアからのパイプラインを通じた天然ガス供給の減少を受け、ガス供給の緊急計画に関する警戒レベルを1段階引き上げ、3段階中第2段階に移行すると発表した。

 最高レベルの第3段階ではガスは配給制になる。

 ハーベック氏は、西側諸国のウクライナ支援に対する報復として、ロシアはドイツを標的にガスを「武器」として使っていると非難。

 第2段階への移行について「ガス供給をめぐる状況の大幅な悪化」を受けた措置と説明し、エネルギーを節約するよう各家庭に訴えた。

 現段階では、当面の間は状況に対処できると想定される。(c)AFP