【6月22日 AFP】フランス・リーグ1、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のナセル・アル・ケライフィ(Nasser Al-Khelaifi)会長は、21日付の仏紙パリジャン(Le Parisien)のインタビューで、新監督就任がうわさされているジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏とは「一切話していない」と主張し、クラブは「別の選択肢」を選んだと明かした。

 アル・ケライフィ会長は「われわれは直接的にも間接的にも彼と一切話していない」と述べ、「私が『われわれ』と言うとき、それはPSGのことを指す。私はPSGの会長であり、彼とは全く話していない」と語った。

 さらに、クラブは別の方向に進むことを望んでいるという会長は「われわれが何を実行したいのかという点でベストな指揮官を選んだ」と話し、ニース(OGC Nice)のクリストフ・ガルティエ(Christophe Galtier)監督と交渉を行っていることを認めた。

「早く合意に達することができればうれしいが、私はニースと(ジャンピエール・)リベル(Jean-Pierre Rivere)会長に敬意を払っている。自らの利益を守ろうとするのは当然のことだ」 (c)AFP