ロシアクラブと契約、W杯代表から除外 サッカーポーランドDF
発信地:ワルシャワ/ポーランド
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【6月21日 AFP】ポーランドサッカー協会(PZPN)は20日、ロシア1部リーグのクラブと契約したDFマチェイ・リブス(Maciej Rybus)をW杯カタール大会(2022 World Cup)に出場する代表チームから除外すると発表した。
32歳のリブスは今月、5シーズンを過ごしたロコモティフ・モスクワ(Lokomotiv Moscow)を経てスパルタク・モスクワ(Spartak Moscow)にフリーで加入し、批判を浴びていた。
PZPNの発表によると、ポーランドのチェスワフ・ミフニエビチ(Czeslaw Michniewicz)監督はリブスに対し「現在の所属クラブの状況を理由に、9月の代表合宿では招集せず、W杯カタール大会のチーム構成を決める際にも考慮に入れない」と伝えた。
ベテラン選手のリブスは代表チームで66試合に出場しており、最も経験のあるDFの一人だった。
ポーランド代表は、3月にW杯欧州予選プレーオフの準決勝でウクライナに侵攻したロシアと対戦を控えていたが、この試合を拒否。最終的に本大会出場を決め、アルゼンチン、サウジアラビア、メキシコと同じグループCに入った。W杯は11月21日に開幕する。(c)AFP