【6月20日 AFP】男子ゴルフの今季メジャー第3戦、第122回全米オープン選手権(2022 US Open Championship)は19日、マサチューセッツ州ブルックライン(Brookline)のザ・カントリークラブ(The Country Club、パー70)で最終日が行われ、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は通算2アンダーで5位タイに終わった。

 またしてもあと一歩のところでメジャー制覇を逃したマキロイは、来月に予定されている第150回全英オープン(The 150th Open Championship)で再び優勝を目指すことになる。

 2014年の第96回全米プロゴルフ選手権(2014 PGA Championship)を最後にメジャー制覇から遠ざかっているマキロイだが、今季は第86回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2022)で2位に入り、前月に行われた第104回全米プロゴルフ選手権(2022 PGA Championship)でも8位となった。

 世界ランキングでも3位につけているマキロイは、2014年の全米プロ制覇以降のメジャー大会では16度にわたって10位以内でフィニッシュしている。

 5バーディーを記録したものの4ボギーが足を引っ張り、最終日を1アンダーで終えたマキロイは、最終的に優勝したマシュー・フィッツパトリック(Matthew Fitzpatrick、イングランド)に4打及ばなかった。

 最終ホールを終えたフィッツパトリックを祝福すべく、歩いて出迎えたメジャー通算4勝のマキロイは「メジャーでまたトップ5に入ったが、本当に何の意味もないと思う」とコメントした。

 米コネティカット州ハートフォード(Hartford)近郊で今週行われるトラベラーズ選手権(Travelers Championship 2022)への出場も見据えているマキロイは、2週間の休養を経て全英オープンでの優勝を目指す。(c)AFP