【6月16日 AFP】英国で性的暴行の罪で訴追された米俳優ケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey)被告(62)が16日、ロンドンの裁判所に出廷し、弁護人によると、被告は罪状を「強く否定した」という。

 一方、ロンドン南部の裁判所で7月14日に開かれる次回の審理までの保釈が認められた。

 裁判所に到着した被告は待ち構えていた報道陣に笑みを見せたものの、コメントはせず、閉廷後も無言で立ち去った。

 この日の審理では正式な罪状認否は行われなかったが、弁護人は法廷で「スペイシー氏は今回の事案ですべての罪状に関して強く否定する」と主張した。

 英公訴局(CPS)は、スペイシー被告を男性3人に対する性的暴行4件などの罪で訴追したと説明している。(c)AFP