レアル退団のマルセロが涙 現役は続行の意向
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【6月14日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)に所属するDFマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)の退団セレモニーが13日、トレーニング施設があるバルデベバス(Valdebebas)で行われた。涙ながらにクラブに別れを告げたマルセロだが、引退するつもりはないと話した。
34歳のマルセロはレアルでの15年間でリーグ戦を6度、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を5度、国王杯(Copa del Rey)を2度制すなど、クラブ史上最多となる25のタイトルを獲得した。
今月末で契約が満了になるマルセロの退団セレモニーには、レアルのチームメートの他、フロレンティノ・ペレス(Florentino Perez)会長やカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督、Bチームの指揮官を務めるラウル・ゴンザレス(Raul Gonzalez)氏も出席した。
感情を抑え切れずに涙を流したマルセロは「マドリード(レアル)と契約したとき、トップにたどり着けると思ったが、今こうしてレアル史上最もタイトルを獲得した選手になれた」と話し、「これはさよならじゃないし、マドリードを離れる感じがしない。(試合の)チケットをくれないというなら、問題が起きるだろう」と冗談を飛ばした。
また、今後レアルと対戦することも問題ないとしつつ、欧州の他のクラブに移籍する可能性も残した。
「引退については考えていない。まだプレーできると思う」と話したマルセロは「レアルとの対戦が問題になるとは思わない。これ以上ない結果を残したし、私はとてもプロフェッショナルだから」と続けた。(c)AFP