【6月14日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の関係者は13日、来季30年ぶりに南アフリカGP(South African Grand Prix)が復活する可能性があると明らかにした。ただし、レース開催に関する合意や承認には至っていないという。

 F1の最高経営責任者(CEO)を務めるステファノ・ドメニカーリ(Stefano Domenicali)氏は今週、南アフリカを訪れ、ヨハネスブルク北部に位置するキャラミ・グランプリ・サーキット(Kyalami Grand Prix Circuit)に足を運ぶことになっている。

 南アフリカGPは同サーキットで1967年から1985年まで開催された後、同国のアパルトヘイト(人種隔離政策)を理由に中断。その後1992年に復活したものの1993年を最後にカレンダーから消滅していた。

 すでにF1は3月、来季から米ラスベガス(Las Vegas)でGPを開催することを発表している。F1は来季、史上最多の24レースを予定している。(c)AFP