リバプール、ヌニェス獲得でベンフィカとクラブ間合意
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【6月13日 AFP】サッカーポルトガル1部リーグのベンフィカ(Benfica)は13日、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス(Darwin Nunez)のイングランド・プレミアリーグ、リバプール(Liverpool FC)への移籍が合意に達したと発表した。
ベンフィカの発表によれば移籍金は7500万ユーロ(約106億円)で、最大1億ユーロ(約141億円)まで増える可能性がある。その場合、リバプールにとっては2018年にサウサンプトン(Southampton FC)からビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)を獲得した際の7500万ポンド(当時約114億円)を抜き、クラブ史上最高額となる。
22歳のヌニェスは昨季ベンフィカでリーグ戦28試合に出場し、26ゴールを記録。11日に行われたパナマとの親善試合で代表から離脱しており、13日から2日間にわたるとみられるメディカルチェックを受けると見込まれている。
ヌニェス本人も、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)から関心を持たれる中で、ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督の下でプレーしたいと話しており、個人の条件面についても問題はないとみられる。両クラブは数週間前から話し合いを続けており、契約期間は6年と報じられた。
ヌニェスは4月の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)準々決勝でリバプールと対戦した際、2戦ともにネットを揺らしており、クロップ監督から称賛されていた。
昨季プレミアリーグとチャンピオンズリーグで準優勝したリバプールでは、サディオ・マネ(Sadio Mane)の直接的な代役になる可能性が高い。マネについては、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が獲得を目指している。(c)AFP