モードニゴールがベルモントS優勝、米クラシック最終戦
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【6月12日 AFP】米国競馬のG1レース、第154回ベルモント・ステークス(154th Belmont Stakes、3歳、ダート約2400メートル)が11日、ニューヨーク州エルモント(Elmont)のベルモントパーク競馬場(Belmont Park)で開催され、イラド・オルティス(Irad Ortiz Jr.)騎手騎乗で1番人気のモードニゴール(Mo Donegal)が優勝した。
5月のケンタッキーダービー(148th Kentucky Derby、3歳、ダート約2000メートル)で5着だったモードニゴールは、スタートから逃げていたウィーザピープル(We the People)を抜き去り、最後の直線も力強く駆け抜けて3冠レース最後の1戦を勝利で飾った。
オルティスの兄弟であるホセ(Jose Ortiz)騎手が騎乗したネスト(Nest)が、スタートで出遅れながらも同じく力強い末脚でスキッピーロングストッキング(Skippylongstocking)を抑えて2着に入り、トッド・プレッチャー(Todd Pletcher)厩舎(きゅうしゃ)の馬がワンツーフィニッシュを飾った。
米国に拠点を置くフランス人調教師のロドルフ・ブリセット(Rodolphe Brisset)厩舎(きゅうしゃ)所属で、フランス人のフラビアン・プラ(Flavien Prat)騎手が乗ったウィーザピープルは、1番ゲートからスムーズなスタートを切り、ほぼ1600メートルを先頭で走ったが、最後は4着だった。
ケンタッキーダービーで単勝80倍からまさかの優勝を果たしたリッチストライク(Rich Strike)は快挙を再現することはできず、6着に終わった。(c)AFP