【6月8日 AFP】米俳優マシュー・マコノヒー(Matthew McConaughey)さん(52)は7日、ホワイトハウス(White House)で記者会見し、「責任ある銃の所持」を訴えた。テキサス州ユバルディ(Uvalde)の小学校で先月、男が銃を乱射し、児童19人を含む21人が死亡した事件を受けたもの。

 マコノヒーさんはユバルディを訪問し、犠牲者の家族と会っている。記者会見では、事件で犠牲になった10歳の少女が描いた絵や、別の少女が履いていた緑色のコンバース(Converse)の靴を紹介し、彼らの夢などについて話した。

 犠牲者の家族は「失われた命を無駄にしないでほしい」と語っており、学校の安全確保と銃規制の強化を望んでいると述べた。

 その上で「私たちは米国の価値観を取り戻す必要がある。責任ある銃の所持が必要だ」と強調。殺傷能力の高い半自動小銃AR15を購入できる年齢を21歳に引き上げるよう訴えた。

 マコノヒーさんは記者会見に先立ち、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領や議員グループと面会した。(c)AFP/Chris Lefkow