【6月7日 AFP】米フロリダ州で先月、両親が放置していた、弾丸が入った銃を2歳の男児が誤って撃ち、父親(26)が死亡する事故があった。地元当局が6日、明らかにした。

 事故が起きたのは先月26日。オーランド(Orlando)近郊の現場に警察が駆け付けると、男児の母親が蘇生を試みていた。父親は病院に搬送されたが、間もなく死亡した。

 裁判所に提出された文書によると、父親は銃を入れたかばんを床に置きっぱなしにしていた。男児が偶然銃を手に取り、パソコンでゲームをしていた父親の背中を撃った。

 一家は両親と、生後5か月の女児を含む子ども3人の5人家族。事故当時、全員が部屋にいたという。

 オレンジ(Orange)郡のジョン・ミナ(John Mina)保安官によると、両親は、育児放棄や薬物使用など複数の罪で保護観察中だった。(c)AFP