伊「モーターバレー」 高級スポーツカーの聖地
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■気に入らなければ自分で造ってみろ…
パガーニ氏の父、オラチオ・パガーニ(Horacio Pagani)氏はこの地に拠点を置くイタリアのトップブランド、ランボルギーニで働いた後、1998年に同社を設立した。
ランボルギーニの創業者、フェルッチョ・ランボルギーニ(Ferruccio Lamborghini)は、トラクター工場の裕福なオーナーだったが、1950年代に所有していたフェラーリに不満を抱いたことをきっかけに、スポーツカーも手掛けるようになったとされ、フェラーリの創業者エンツォ・フェラーリ(Enzo Ferrari)からは、気に入らなければ自分で造ってみろと言われたともされている。
モデナ郊外には、フェラーリの聖地マラネロ(Maranello)がある他、米インディカーシリーズにマシンを提供するダラーラ(Dallara)や、電動バイクメーカーのエネルジカ(Energica)の拠点もある。
この地で自動車産業が発展するようになったのは、第2次世界大戦(World War II)直後、農家の人々が機械を修理する必要に迫られて技術を身に付けたことだ。伊シンクタンクのリパルテ・イタリア(Riparte l'Italia)によると、今では地域一帯のモーター産業は企業約1万6000社、サーキット4か所、トレーニングセンター6か所を擁し、9万人以上を雇用している。(c)AFP/Ljubomir MILASIN